日本の豊かな自然の彩や季節感を ガラスで表現する「津軽びいどろ」 職人たちは技術開発にも力を注ぎ、 美しい色ガラスの調合や、高い技術を要する技法も ほぼ独学で習得するなど、たゆまない努力を続け、 今では日本を代表する ハンドメイドガラスブランドになっています。
手に馴染む形の「金彩ぐいのみ」は、少し大振りなサイズ。 まろやかな甘みをかんじやすい厚みと形状で、 ゆったり過ごす寛ぎのひと時を華やかに彩ます。
「津軽びいどろ」は青森県の数ある伝統工芸品のなかで、 “第一号”に選ばれた工芸品です。 大きな特徴である100以上物色を組み合わせて作り出される 「四季を感じる色合い」で、心に残る 美しい情景の瞬間をガラスで表現しています。 「津軽びいどろ」は、坩堝(るつぼ)の中の 真っ赤にとけた1500度の灼熱な世界から始まります。 吹き竿で巻き取られたガラスは、 津軽の職人たちの巧みな技術と技法によって、 手作りならではの柔らかな形に、 ひとつひとつ仕上がっていきます。
技法 - 宙吹き 坩堝の中で溶けた約1200度(成形温度)のガラスを吹き棹の 先端に巻取り、 もう一方の端から息(ブロー)を吹き込んで 膨らませながら形を整える技法です。 成形炉で再加熱しながら色ガラスや色ガラスのフリットを 重ねて仕上げていきます。 自由自在な成形が可能です。
傷がつきますと破損しやすくなります ガラス同士、あるいは硬いモノとぶつからないように 扱ってください。 洗浄時にガラスを傷つける恐れのある金属たわし、 クレンザー等のご使用はお避け下さい。 ガラスの中にナイフやフォーク、スプーン等硬い物を 投げいれないで下さい。急激な温度差で割れることがあります 冷たくなったガラスにお湯を入れたり、温まったガラスに 冷たい物を入れたり、濡れたところに置いたりしないで ください。 耐熱製品以外は直火は勿論、オーブンや電子レンジなどでは使用しないで下さい。収納の際、他の物と積み重ねないで下さい 破損したり、外れなくなる恐れがあります。ガラス内面を洗う際は充分ご注意ください。 内面から力を入れてひねり洗いしますと、破損して 思わぬケガをすることがあります。