浮世絵ミニ掛軸 掛け軸 寛政の三美人 喜多川歌麿
掛け軸。三人の美しい女性を微妙な構図で一つの絵に構成した代表作。
それぞれの微妙な違いまでも、如実に表現した華やかで高潔な趣が漂う作品です。
美術工芸品
作者/喜多川 歌麿(きたがわ うたまろ)
略歴/北斎、広重、写楽と並ぶ世界的に著名な浮世絵師。浮世絵の黄金期に、美人画絵師として活躍した。
狩野派の町絵師・鳥山石燕に学び、版元・蔦谷重三郎に見出されて後、天明期より黄表紙の押絵や錦絵をてがけるようになり、寛政期に入り評判の町娘や遊里の女性たちを魅力的に描き、浮世絵美人画の第一人者としてその名を知らしめた。
寛政の改革下も、様々な表現の規制にも屈することなく、常に新しい表現手段を模索し続けたが、文化元年(1804)、風紀取締りの罰に捕らわれ、その二年後にこの世を去る。
サイズ/新絹本 洛彩緞子本表装 軸先プラスチック 紙箱入
掛けた時のサイズ/約30×70cm(ミニ)
用途/小さい床の間、洋間用・趣味の掛軸・海外へのお土産