お着物 解き端縫い・洗い張り(表地・八掛)
お着物のお仕立て直しの際に必要な工程です。
■解き端縫いとは...
一度着物を全て解いてパーツを縫い合わせます。全てのパーツを縫い合わせると仕立て前の一反の反物になります。
■洗い張りとは...
解き端縫いした着物を板に貼って丸ごと洗う加工をいいます。
絹糸に水分が再び入り、絹のぷりっとした風合いを蘇らせます。
※きついシミや経年の沈着汚れなど洗い張りでは落とせないシミ・汚れ・スジ汚れがございます。
ご希望の場合は別途お見積もりにて修正加工をさせていただきます。
所要加工期間 約20日間になります。
■洗い張り、仕立て直しをご希望の方は必ずお読みください。
・商品により折り山などのきつい折れスジやスレは完全に直らない場合があります。
・経年の商品の多くは表に出ている面はヤケや汚れがございます、それに比べ縫いしろ部分は
きれいな状態のため、ヤケや汚れによる色の差が出る場合がございます。
・仕立直し寸法を現寸法より大きくされる場合、縫い代部分を出して仕上げるため、
商品によっては折れ目のヤケ・汚れ・スジ・スレなどが目立つ場合もあります。
折れ目の汚れやヤケがどの程度目立つかは、洗張りしてみないとわからない部分もございますので、
商品状態のご報告やヤケ直し等のお見積もりは洗い張り後のご連絡になります。
※この場合も洗い張り代はご請求になりますのでご注意ください。
・黄変シミやヤケ直し、筋消しをご希望の場合は別途お見積もりとなります。
お見積もりには洗い張り後から約5日〜10日ほどかかります。
※お振袖や金彩・絞りの入ったお着物はお代金が異なります。
ご注文前にお問い合わせをお願いいたします。