『沈黙の細胞』黄序著/望月暢子訳 幼なじみの死の原因は? あの日記に書かれた「万能細胞」とは?
●幼なじみの死の原因は? あの日記に書かれた「万能細胞」とは?
21歳になった途端、次々と不自然な死を迎える幼なじみたち。最後に生き残ったジェンキンスはその謎に挑むが、超人的な敵と巨大な陰謀に追い詰められる。果たして血液に仕掛けられた罠とは? そしてある日記に書かれた「万能細胞」が生み出すものとは?
脳科学知識と米国留学経験を基に、博士号を持つ中国人研究者が描くSF&ミステリーの第2弾。大胆な「IF」によって衝撃の結末を迎えた前作『沈黙の遺伝子』の前章ともいえる内容で、本作でも細胞から記録を取り出す遺伝子テクノロジーなどが登場する。