刺身包丁は、その名のとおり、刺身を切りつけるための包丁です。
刺身は、魚の鮮度やおいしさを切り方ひとつで見せるという、きわめてシンプルな料理であり、それだけに包丁の切れ味が問われる料理でもあります。
さらに、店によっては客前に出して恥ずかしくない、包丁の格というものも考慮したい。また手入れのされてない包丁では、角の立った刺身に引くことはできない。きちんと包丁を手入れすることも重要です。
刺身をおいしく見せる、なめらかで美しい切り口を作り出すため、刺身包丁は他の包丁とは異なる特徴を持っています。
まず、刺身をひと息に引ききることができるよう、刃渡りが非常に長く、刃の幅が狭い。すっと細身の形であり、刃の厚みも薄く鋭くなっています。
こういった特徴があるから、なめらかで美しい角の立った刺身に作ることができ、身のやわらかい魚であっても、身を傷めることなく包丁を入れることができます。
材質 刃部:VG10積層ステンレス鋼(33層) 柄部:積層強化木(白色)、ファイバーリング(赤色)
梱包仕様 ギフト貼箱
生産国 日本(岐阜県関市)
歴史に残る名刀が数多くきたえられてきた地、岐阜県関市から現代の刃物作りの粋を極めた「仙蔵」シリーズ。
繊細なものづくりの技が光るダマスカス文様。
凛々しくも華のある逸品に仕上がりました。
八角形の柄底から、刀身に向かってひねりを加えたデザイン。
握った際に指が引っ掛かり、より握りやすく設計されています。
口金周りは丸くなっており、手の平では八角の角が主張しません。
白合板と赤いファイバーラインが和的な印象を与えます。
VG10を芯材に使用した33層のダマスカス鋼を使用。
刀身全体に複雑な波紋模様が広がります。
1本1本異なる表情を見せる包丁はクラフト感を携えています。