福岡気軽で楽しい町の寿司屋
発行:文榮出版社
ミシュランガイドにも載るような高級店ではなく、好きなときに行けて、好きなネタを自分で選んで食べられる昔ながらの寿司店だけを掲載したその本は、多くの方々に喜んでいただきました。 それから3年が経ち、原価の高騰などで値上げをしたところも少なくありませんし、コロナ禍を経て営業時間を変更したところもあります。また、2年前くらいから回転寿司ではないけれど、カジュアルに寿司が食べられる寿司居酒屋だったり、ネオ町寿司とでもいうような店も俄然増えてきました。そんなことから、前回の情報をメンテナンスするとともに、新しくできた庶民派の寿司店を追加取材してこの本を発行しました。 ずっと前から予約しなくても、「あぁ、きょうはお寿司が食べたいな」と思ったときに入ることができ(もちろん満席のこともありますが)、「お茶とにぎり5貫だけ」とか「きょうはマグロづくしで食べさせて」という我が儘な注文も受け入れてくれ、店内のテレビではホークス戦があっていて、出前もやってたりする。そんな昔からどこの町にもあった町寿司の存在を再認識してもらえたらありがたいです。
(版元情報より)