風信帖・灌頂記 テキストシリーズ51・奈良平安の書2 天来書院

【書道手本・書道テキスト・臨書手本】

蓑毛政雄みのもまさお 編

日本の書聖として慕われる空海の傑作二種です。空海は平安初期の三筆(空海・嵯峨天皇・橘逸勢)の一人。「風信帖」は、最澄へ宛てた書簡三通で、堂々たる 力作です。「灌頂記」は、気構えのない倉卒の魅力を持っています。内容は姓名を書き連ねた帳簿で、追加して書き入れたり、塗りつぶしているところなどが見 られます。肉筆の魅力が満載です。