ジョルジュ ルオー(George ROUAULT)「横顔:『ユビュおやじの再生』より」銅版画■20世紀代表する宗教画家【小竹美術】真作保証
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【商品詳細】
【 作者 】 ジョルジュ ルオー(Georges ROUAULT)
【タイトル】 横顔:『ユビュおやじの再生』より
【 技法 】 銅版画
【作品寸法】 縦30.1×横19.5cm
【額縁寸法】 縦54.5×横43.8cm
【作品状態】 ほぼ良好(時代的な古さあります)
【額縁状態】 良好
【付属品】 ガラスあり、箱あり
【 備考 】 1919年作(Early Trial Proof、本来の発表は1928年)
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【作者プロフィール】
1871 5月27日、パリ・コミューンの崩壊前日、砲撃の中生まれる、父アレクサンドルは家具職人
1885 父の勧めでステンドグラス職人のもとに徒弟奉公に出る、古いガラスの修復に従事しつつ、夜は装飾美術学校で素描を学ぶ(〜90年)
1890 画家になる決心をし、国立美術学校に入学、エリー・ドローネの教室に入る
1892 ドローネの後任にギュスターヴ・モローが就任、キリスト教主題の作品をレンブラント風に描く
1894 「博士たちの間の幼きイエス」によりシュナヴァ−ル賞受賞
1895 ローマ賞に再度応募するが落選し、師モローの勧めに従い美術学校を退学
1898 モロー死去
1903 パリにモロー美術館が開館し、モローの遺言により初代館長に任命、この頃から道化師や娼婦を描き始める
1904 サロン・ドートンヌに作品を出品、観衆は一連の「黒い絵」を嘲笑
1908 「法廷」の連作、貧しい農夫、労働者の絵を描く、人間の内面にまで踏み込んだ表現主義的な描写を試みる
1913 ルオーの陶器に興味を抱いた画商ヴォラ−ルが、今後の全作品を購入するよう申し出る
1917 画商ヴォラ−ルと専属契約を結ぶ、『ミセレ−レ』、『悪の華』などの版画集を計画
1918 油彩画に専念、「キリストの受難」等宗教的主題が多くなり、色彩は鮮やかに、マティエールは豊かさを増し、表現はさらに凝縮されて重々しくなる
1924 ドリュエ画廊で大回顧展開催
1929 日本人実業家の福島繁太郎と最初に出会う
1930 版画集『流れる星のサーカス』、『受難』を制作、30年代は道化師、裁判官、聖書風景、キリスト像など大型の油彩を輝く透明なマティエールで描く
1937 パリ市プティ・パレ美術館で回顧展開催
1941 アメリカ各地で巡回展。以後青を基調とする厚塗りで芳酵なマティエールの小型の作品を描く
1951 黄色味を帯びたキリスト教的風景画が表れ、平和で神秘的な情景が多数描かれる
1955 ローマ法皇ピウスよりグレゴリオ大勲章を授与される
1958 2月13日死去、17日、サン・ジェルマン・デ・プレ教会で国葬