レオノール フィニ(Leonor Fini)「カップル『モネルの書(挿画本)より』」銅版画・限定品・サイン入【小竹美術】真作保証
【作者プロフィール】
1907〜1996
アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれた彼女は幼少期を母と共にイタリアのトリエステに移りました。独学で美術を学ぶ。
1931年フィニはパリに移り、そこでジョルジョ・デ・キリコやマックス・エルンスト、レオノーラ・キャリントンらと親交を持ちました。
クロス・ドレッシング(異性装)や同性愛、23匹の飼い猫とのディナー…といった彼女の自由で風変わりなライフスタイルは数十年にわたって続きました。
初めて展覧会を開催したのは、まだファッションデザイナーとなる前のクリスチャン・ディオールのギャラリーでした。
彼女は絵画だけでなく、1963年のフェデリコ・フェリーニの映画『8 1/2』の衣装デザインをはじめバレエやオペラの衣装や舞台美術も多く手掛けました。
才能もあり堂々として魅力的なフィニは、生涯を通じて多くのアーティスト達による詩や写真の被写体ともなりました。
◆ニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのジョルジュポンピドゥーセンター、ロンドンのテートモダンなど世界の主要な美術館でコレクションされている。