【こもれび】 銅版画■ 筧忠治『猫19』 直筆サイン 【当店ギャラリーにて展 示会開催中 ネコ エッチング】

撮影時には外していますが、前面ガラス入りです。

銅版画 直筆サイン
作品額共におおむね良好な状態

段ボール差し箱付
額 43.5×56cm
マット内法 31×44cm


現在、当店サテライトギャラリーでは6月23日月曜日までの期間『筧忠治 展』を開催しております。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

筧忠治は、明治41年愛知県一宮市に生まれました。幼い頃、名古屋に転居し、以来県内に在住。高等小学校2年生の時父親を亡くし、厳しい家庭環境のなかで画家を志しました。卒業後、愛知県測候所(現・名古屋地方気象台)に勤めはじめ、16歳の頃すでに帝展の若手作家として活躍していた松下春雄と出会い、サンサシオンの美術研究所に通うようになります。しかし、自分の求める方向性との違いを感じ、翌年には中部画壇の先駆者のひとりである鈴木不知の研究所に移り、そこで目にした画集を通じてレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、デューラーといった画家たちの仕事に大きな影響を受けました。不知の研究所を去った後は、数回公募展に出品しますが、逝去するまで独学ともいえる画道をひたむきに歩んできました。