小ビンに入ったお香 白檀と沈香 ■ビン:直径1.8 × 高さ10cm その製品や理念について >
・沈香(じんこう) ■呼称: アガーウッド アロエウッド オード ■原産: タイ ベトナム インドネシアなど 熱帯がアジア原産の、ジンチョウゲ科ジンコウ属の樹木、およびそれを加工したお香です。 鼻から頭の後ろのほうへ抜けるような甘みと苦みのなかに、ほんのり辛みも混ざり、しばしば香道で用いられるほど複雑な香り。 いかにもお寺、和の香り……でもありつつ、インドネシアやインドシナ半島で採れるだけあって、雨林のなかの家屋を連想させるようなエキゾチックな風味も持ち合わせています。 コーヒー豆で例えれば、浅煎りのマンデリンのもったりした酸味と苦み、香りも似通うところがあるすばらしい奥深さ……。 沈香の名は「水に沈むほど重い」ことに由来していますが、実のところ、もとの比重が0.4ほどしかないこの軽い木が、どのように比重1.0を超えるほどの樹脂を分泌するのか、そのメカニズムはいまだはっきりと解明されていないそう……そんなミステリアスなところもあるお香です。
・白檀(びゃくだん) ■呼称: サンダルウッド 栴檀 チャンダン ■原産: オーストラリア インド インドネシアなど 太平洋のさまざまな島国に自生する、半寄生というちょっと風変わりな生態をもつ樹木です。 この「半」というところがミソで、育つ途中で自立から寄生へと移ろっていくうえ、雌雄異株でもあるため、栽培が非常に難しいことで知られています。 ちなみに、中国での栴檀(センダン)という呼称が日本でもときどき使われるものの、薬用植物として有名なあの栴檀とはまったく別の植物です。 深みのあるさわやかな甘みを基調として、花びらのようなごく薄い苦みと辛み、人によってはわずかな酸味も感じるという、とても豊かな幅を含んだ香り。 インドから中国を経て、仏教とともに日本へ伝わったとされるその出自の通り、寺院や古美術、歴史や神聖さを思わせる清らかさがあり、乳香(フランキンセンス)と並んで、リラクゼーション、ヨガや瞑想などにぴったりなお香です。
白檀は香木とインドネシア産天然オイル、沈香はタイ産沈香香木と天然オイル、そしてどちらも5%の水晶粉末を加えた、清めのためのお線香です。 ショートタイプとロングタイプ、小ビン入りの少量タイプなどがございます。 古来より水晶は「浄化、開運、願望成就」として、また、西洋では「心を清める、肉体を清める、魂の純粋化」という意味があるといわれています。 すべてを浄化し、清め、「運」を開くといわれている水晶をお香に混ぜ込みました。 着色料、合成香料は一切使用しておりません。人工的な材料は省いておりますので、煙の量は普通です。 香木本来の香りをより一層、清らかなお気持ちで、毎日お使いいただける「清めと癒しのお線香」です。
写真に使用しているお香皿は「富士山の香皿 赤富士」です。 ページ ↑ のリンクから他にもさまざまなお香やお香立てをご覧頂けますので、ぜひごゆっくりお楽しみください。
お確かめ頂きたいこととお願い ・お香をお焚きになるときには、かならず専用の香皿や香炉、お香立てをお使いいただき、お香がはみ出ないようにご利用ください。 ・周囲に燃えやすいものを置かないなど、火のお取り扱いには十分ご注意ください。 ・直射日光、高温多湿、乳児の手の届く場所などを避けて保管してください。日光や高温多湿に長時間さらすと、お香の香りが揮発してしまう場合がございます。 ・一本一本が職人の手作業によって作られておりますので、どうしても寸法の誤差、反り、太さの微妙なちがいなどが現れてしまいます。これも手づくり品の良さとお考え頂き、身近にお使い頂ければ幸いでございます。
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