CD/ファゴット ファゴットアンサンブル・ドルチッシモ「ドラゴンの沼」

豊富な表現力と高度なアンサンブルの技。全方位から照らし出されるファゴットの可能性と魅力に誘われて、甘美なるファゴット沼へ。

オーケストラの中でも、ファゴットという楽器がいかに熱い存在か、優しさと悲哀を、涙と怒りをたっぷりと溜め込んだ楽器であるか、ということはぼくは知っているつもりだ。そんなファゴット4本の為の曲ならば、是非とも「優しさ」や「涙」や「怒り」を描きたい・・・とぼくは思った。
楽しいことも悲しいこともすべて経験して来た四人組ならではの、味に深みのある名演である。
宮川 彬良(作曲家)

《アーティスト》
佐久間 大作、石川 晃、山田 知史、ヘンリック・ラビーン/ファゴット
豊富な表現力と高度なアンサンブルの技。全方位から照らし出されるファゴットの可能性と魅力に誘われて、甘美なるファゴット沼へ。

オーケストラの中でも、ファゴットという楽器がいかに熱い存在か、優しさと悲哀を、涙と怒りをたっぷりと溜め込んだ楽器であるか、ということはぼくは知っているつもりだ。そんなファゴット4本の為の曲ならば、是非とも「優しさ」や「涙」や「怒り」を描きたい・・・とぼくは思った。
楽しいことも悲しいこともすべて経験して来た四人組ならではの、味に深みのある名演である。
宮川 彬良(作曲家)

《アーティスト》
佐久間 大作、石川 晃、山田 知史、ヘンリック・ラビーン/ファゴット

《曲目》
A.スティーヴンソン:ディヴェルティメント
Allan Stephenson: Divertimento fur 3 Fagotte und Kontrafagott (1995)
[1] I. Allegro
[2] II. Alla Siciliana : Non troppo lento
[3] III. Scherzo senza Trio : Molto vivace
[4] IV. Finale : Allegro giocoso

[5] G.ヴェルディ(佐久間大作編曲):「運命の力」序曲
Giuseppe Verdi (Arr. Daisaku Sakuma): Overture for "La Forza del Destino" (1862)

葛西竜之介:ファゴット四重奏のための《雅》 ※委嘱作品
Ryunosuke Kasai: “Miyabi” for Bassoon Quartet Op.58 (2023)
[6] I. 序 Introduction
[7] II. 破 Burleske
[8] III. 急 Finale

[9] E.シャブリエ(水野一英編曲):ハバネラ
Alexis-Emmanuel Chabrier (Arr. Kazuhide Mizuno): Habanera (1885)

A.スキロー:海軍士官候補生バスーンブロワー
Andrew Skirrow: Mr. Midshipman Bassoonblower - Variation on a Drunken Sailor (1992)
[10] I. 序奏 Introduction
[11] II. ラム Rum
[12] III. バーボン Burbon
[13] IV. ナポレオン・ブランデー Napoleon Brandy
[14] V. ウォッカ Vodka

宮川彬良:ドラゴンの沼 ※委嘱作品
Akira Miyagawa: Drachensumpf (2021)
[15] I. ドラゴン(ファゴット)の沼 Drachen(Fagott)Sumpf
[16] II. ドラゴン(ファゴット)の涙 Traenen des Drachen(Fagott)
[17] III. ドラゴンの半目 - 薪をくべようHalbauge des Drachen - Legen wir etwas Brennholz hin

[18] 宮川彬良(宮川彬良編曲):風のオリヴァストロ
Akira Miyagawa (Arr. Akira Miyagawa): Olivastro des Windes (2008/2021)

[19] K.ノアック:ハインツェルメンヒェンの衛兵の行進
Kurt Noack: Heinzelmaennchens Wachtparade D-dur Op.5 (1912)