江ノ島電鉄 100形“108号車”

江ノ電100形108号車は関東大震災後の江ノ電再出発にあたり、
106形として1931年(昭和6年)に新潟鉄工所で新造された5両のうちの1両です。
他車が連接化されていく中、最後まで単独運行(タンコロ)を行いました。
当初はトロリーポールで集電していましたが、1964年(昭和39年)にZパンタに改修、
路面に昇降するためのステップの取り外しが行われました。
その後も、何度かの改修工事が施され、1980年(昭和55年)12月に
惜しまれつつ引退しました。
現在は江ノ島電鉄の保存車両として極楽寺車庫に保管されています。
●車体から動力まで、全て完全新規開発 
●窓の金属ガードや、床下のホーンなど、細かい部分も再現