うずら卵の秘められたパワー
うずらの卵は、鶏卵に比べてアレルギー反応を起こしにくいと言われています。
ヨーロッパではアレルギーの症状を緩和する民間薬として使われていました。
うずらの卵に含まれるオボムコイド(一般的にアレルゲンとされるタンパク質の一種)は、他の鳥類のそれとは異なり、人の腸内にあるトリプシンという物質と親和性を持っています。 その為、うずらの卵を人が摂取してもアレルギー反応を引き起こしにくく、取りこまれた有効成分が作用して、免疫力(又は自然治癒力)を高めると言われています。
フランスでは1968年より、花粉症や鼻炎等のアレルギー患者2000人以上を対象に臨床試験が行われ、その有効性が認められました。
風疹のワクチン等には、アレルギー反応を起こしにくいことから、うずらの卵が使用されています。
栄養も豊富うずらの卵は、うこっけいの卵より各種ビタミンが豊富で、ビタミンA、ビタミンB、葉酸、DHA等も多く、特にビタミンB12は5倍もあります。
うずらのような小鳥は早く成鳥になる必要があるため、卵内にビタミン群を多く蓄えているのです。