![]() 味はもちろん、特に食感が人気の帆立のヒモに、これまた調味料やソースとして人気のコチュジャンの甘辛いタレをミックスさせた『帆立みみコチジャン仕立』です! ![]() コリコリとした帆立のみみに香ばしい胡麻の風味と苦椒醤(コチュジャン)の辛味を加えてあります。ゴマとコチュジャンを加える事で深い味わいになり、食感と味覚両方で楽しめる珍味です。 ![]() 帆立貝の貝ひもはホタテの軟体部の周縁にあり、貝殻を分泌する器官である「外套膜」という部分を言います。役割としては、帆立が泳ぐときに海水を噴出して泳いだりする場所という事もあり、筋力が発達している部位だともいえます。その為、コリコリとした歯ごたえがあり人気があります。また、貝がらを形成する部分でもある部分を真珠層と呼び、貝がらを新しくし続ける事で寄生虫の侵入を防ぐ役割を果たしています。その為に稀に帆立の貝ひもの珍味等には真珠が混入するという事がありますので、食べる際にはご注意下さい。 ![]() 帆立貝の貝ひもは北海道では馴染みのある食べ物で、沢山のレシピがあります。乾燥珍味としても人気で、おやつはもちろん、お酒の肴として大好評いただいているのが貝ひもです。 ![]() コチュジャンを使用する事で深い味わいが表現されています。コチュジャンとは、朝鮮半島等で頻繁に使用される調味料で、もち米麹や唐辛子の粉を主原料とした発酵食品です。日本ではコチュジャンを味噌の一種としており、コチュジャンという言い方のほかに唐辛子みそとも呼ばれたりしています。コチュジャンは唐辛子による赤い色と、甘辛い味が特徴で、名前もコチュ(唐辛子)のジャン(調味料)という意味です。※『帆立みみコチジャン仕立』の小さいユが抜けていると感じた方もいるかもしれませんが、間違いではありません。【コチジャン】と【コチュジャン】、地方によって発音が違うようです。 ![]() そのままでも甘辛さがクセになる美味しさですが、お好みでマヨネーズをつけたり、わさび醤油、そして半熟卵につけて食べるのもオススメです。温める事で柔らかくなりますから、アイディア次第ではチャーハンや煮物といった、お料理に使う事も出来るのではないでしょうか!また、珍味ではありますが、お酒だけでなくおやつやお茶請けにもお勧めで、ドライブのお供や行楽行事等にも持っていきたい珍味です。 ![]() コチュジャン仕立てという事で、味噌の風味が豊かな仕上がりです。ごまの香ばしさもあり、帆立との相性が抜群に良い珍味です。辛そうではありますが、辛党でなくても食べられる辛さです!帆立の珍味は噛めば噛むほど味が出て美味しいという特徴があるように、こちらの『帆立みみコチジャン仕立』も例外ではありません。噛めば噛むほど帆立の素材の味を感じます。更に、しっかりとコチュジャンの味が染み込んでいるので、コチュジャンの味噌味も感じて美味しいです。帆立は様々な味付けや加工された製品が多数ありますが、『帆立みみコチジャン仕立』も辛味噌との相性が良くて美味しいですね! ![]() コチュジャンを使用しているとは言え、それほど辛味が強いかというとそれほどではなく、甘辛く、そして味が濃いので、お酒のおつまみに最高の珍味です。
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