北海道モミエッセンシャルオイルの原料となるのは、下川町で育ったトドマツの枝葉。トドマツはモミの木の仲間で、日本では北海道にのみ自生する木です。
トドマツの正式な種名は、マツ科モミ属トドマツ(Abies sachalinensis Masters)。モミの木の仲間であることを示す「Abies(アビエス)」はラテン語で「永遠の生命」を意味します。
世界各地のモミの木の仲間のエッセンシャルオイルは、海外でも古くから民間療法などに用いられ、特に、呼吸器系のトラブルや、風邪などが流行る冬場の体調管理にすぐれていると知られてきました。
家の中にモミ属の木を入れてクリスマスツリーとして飾ったことは、健康に過ごすための理にかなった文化だったと言えるそうです。近年は空気をきれいにしてくれる作用もあるという研究報告もあり、人々の健康と深い関わりを持ってきた木であると言えます。