軍事史学 第60巻 第2号(通巻第238号)

巻頭言「台湾近現代軍事史研究の新たな潮流」〔黄自進、蘇聖雄〕<br>アメリカの戦後構想における台湾の戦略的価値(一九四三―一九五一)―統合参謀本部の海外基地計画に着目して―〔五十嵐隆幸〕<br>台湾出兵とお雇外国人〔後藤 新〕<br>米中戦時余剰資産売却協定―戦後沖縄の「チャイナ部隊」を通じた米国の中華民国政府への支援―〔波照間陽〕<br>《研究ノート》日本統治下、台湾における第四〇軍の編成―台湾南部決戦構想を考察する―〔小野純子〕<hr>日露戦後の陸軍における旅順要塞の防備変遷―関東州防備方針の形成過程―〔佐藤 光〕<br>《戦跡探訪》南北戦争最大の激戦地「ゲティスバーグ」の戦跡(後編)〔和泉洋一郎〕<br>《書評》葛原和三『機甲戦―用兵思想と系譜―』〔桂 裕隆〕<br>文献紹介・例会報告