軍事史学 第60巻 第1号(通巻第237号)
特集 幕末・明治における軍事的学知の交流
目次
《巻頭言》「軍事と学知―江戸時代の和算から考える―」〔谷口眞子〕
『活版兵家須知戦闘術門』と大村益次郎〔竹本知行〕
洋学の軍事科学化とドイツ兵書―二つの『三兵答古知幾』と『泰西兵鑑』―〔鈴木直志〕
講武所における西洋兵学の受容とその意義―講武所版兵書の検討を踏まえて―〔淺川道夫〕
フランス観戦武官と日露戦争の軍事的学知〔佐々木 真〕
《研究ノート》十九世紀の日本海軍におけるドイツ海軍からの学び―航海実習と留学を中心に―〔本名龍児〕
《戦跡探訪》南北戦争最大の激戦地「ゲティスバーグ」の戦跡(前編)〔和泉 洋一郎〕
《書評》影山好一郎『第一次上海事変の研究―軍事的勝利から外交破綻の序曲へ―』〔小磯隆広〕
《書評》野口信一『会津戊辰戦死者埋葬の虚と実―戊辰殉難者祭祀の歴史―』〔淺川道夫〕
《事史関係史料館探訪94》カナダ国立図書館・公文書館〔篠〓正郎〕
文献紹介・例会報告