軍事史学 第59巻 第2号(通巻第234号)
特集 感染症と軍隊
著者 軍事史学会編
《巻頭言》「自衛隊の新型コロナウイルス対応を振り返って」〔町田一仁〕帝国陸軍と感染症―大正の流行性感冒対処を中心に―〔齋藤達志〕明治及び大正期の流行性感冒と日本海軍―「ロシア風邪」及び「スペイン風邪」の感染記録に見出す対策の進化と限界―〔本名龍児〕《史料紹介》防衛省防衛研究所戦史研究センター史料室所蔵のスペインインフルエンザ(スペイン風邪)関係史料〔齋藤達志〕イギリスがフォークランド紛争から得た教訓―イギリス政府内での議論を中心に―〔篠〓正郎〕帝国日本の対ビルマ・フィリピン同盟政策―同盟による小国支配関係の対外的正当化―〔柴田佳祐〕《研究ノート》第二次世界大戦期のアメリカ陸軍省首脳陣と陸軍の組織〔駄場裕司〕《史料紹介》満洲・蒙古・西伯利十万分一図と作戦用五十万分一図の整備〔大堀和利〕《書評》山口航『冷戦終焉期の日米関係―分化する総合安全保障―』〔池田直隆〕