軍事史学 第58巻 第4号(通巻通巻 232号)

著者 軍事史学会編

《巻頭言》「石井菊次郎の同盟論」〔戸部良一〕
《講演録(基調講演)》真珠湾前後の英米関係〔赤木完爾〕
NATOのフォークランド戦争への対応―域外問題に対する北大西洋理事会での協議―〔小川健一〕
《研究ノート》国際法の視点からみた二つの世界大戦の発生と軍事同盟〔河合利修〕
乾岔子島事件の対ソ作戦とノモンハン事件への影響―日本側史料・文献から読み解く「満ソ国境紛争処理要綱」と「独断専行」―〔笠原孝太〕
《研究ノート》第一次世界大戦参戦後のアメリカ陸軍指導体制〔駄場裕司〕
◆追悼 イアン・ニッシュ教授◆
 ニッシュ先生への感謝〔黒沢文貴〕
 日英交流の牽引者として〔波多野澄雄〕
 ニッシュ先生の思い出〔相澤淳〕
 二人の碩学〔小菅信子〕
 イアン・ニッシュ教授の想い出〔等松春夫〕
《戦史史話》西南戦争初動における海軍の対応―川村純義の判断処置を中心に―〔大井昌靖〕
《史料紹介》小柳冨次『鈴木大将・米内大将訪問記』〔手嶋泰伸〕
《書評》前田啓介『辻政信の真実 失踪60年―伝説の作戦参謀の謎を追う―』/『昭和の参謀』〔波多野澄雄〕
《書評》林志弦著・澤田克己訳『犠牲者意識ナショナリズム―国境を超える「記憶」の戦争―』〔庄司潤一郎〕
文献紹介/大会報告