軍事史学 第55巻 第2号(通巻第218号)

《巻頭言》「『羅生門効果』の克服へ」〔赤木完爾〕
日本の対ソ情勢判断と情報活動 一九三九―一九四一〔宮杉浩泰〕
日本陸軍の「宣伝戦」とその実際〔岩上隆安〕
《研究ノート》一九〇二(明治三十五)年の遣英艦隊の意義〔大井昌靖〕
一九五〇年代後半における統合幕僚会議の機能強化と中央指揮機能の整備〔高橋秀幸〕
ロンドン海軍条約における補助艦保有比率に関する政友会内田信也の質疑〔浅井隆宏〕
《研究ノート》大戦末期の台湾における「学徒」動員〔小野純子〕
《書評》津崎直人『ドイツの核保有問題』〔小川健一〕
《書評》大江洋代『明治期日本の陸軍』〔徳田道之〕
《書評》松田利彦『東亜聯盟運動と朝鮮・朝鮮人』〔荒川憲一〕
《軍事史関係史料館探訪》モンゴル軍事博物館、ジューコフ博物館〔源田孝〕