軍事史学 第53巻 第3号(通巻第211号)

《巻頭言》「日本人の『シベリア体験』」〔藤本和貴夫〕
《講演録(基調講演)》南北日本人抑留の国際比較〔増田弘〕
《パネルディスカッション》復員・引揚・抑留〔増田弘、加藤聖文、小林昭菜、黒沢文貴〕
ロシア公文書史料から見たソ連における日本軍捕虜〔セルゲイ・キム(花田智之訳)〕
もう一つのシベリア抑留―女たちのシベリア抑留―〔生田美智子〕
滅びた帝国の軍人―米国占領下(一九四五〜五二年)の日本に復員してきたシベリア抑留者―〔シェルゾド・ムミノフ(角田安正訳)〕
冷戦下の慰霊と外交―一九六〇年代の墓参問題を中心に―〔浜井和史〕
ソ連におけるドイツ人捕虜 一九四一〜五八年―歴史とその記憶―〔ウラジーミル・フセヴォロドフ(小林昭菜訳)〕
《講演録(特別講演)》舞鶴における陸海軍関係建造物等の現状と課題について〔吉岡博之〕
《史料紹介》舞鶴市郷土資料館収蔵「國松家文書」の大砲関係史料〔淺川道夫〕
《軍事史関係史料館探訪85》ウズベキスタン共和国タシケント市の博物館・資料館(抑圧犠牲者の博物館・日本人抑留者の資料館)〔長嶺睦〕