軍事史学 第47巻 第4号(通巻第188号)
《巻頭言》「外国の軍事史研究の意義と課題」〔吉本隆昭〕
ドイツ啓蒙主義の〈軍隊〉 ―フリードリヒ二世とカントの軍隊観から―〔馬原潤二〕
アメリカ陸軍参謀部の創設と「戦争の進化」への対応〔草野貴彦〕
(研究ノート)ナチス・ドイツ軍事費の信用リスク移転 ―事前金融とクレジット・デフォルト・スワップ―〔原信芳〕
(研究ノート)マダガスカルにおける日露戦争中のバルチック艦隊調査〔稲葉千晴〕
(研究余滴)フランス革命研究と軍隊・戦争 ―『フランス革命史年報』(一九二四―二〇一〇年)を中心に―〔竹村厚士〕
(研究余滴)“バルバロッサ”作戦に関する神話〔守屋純〕
(史料紹介)珊瑚海海戦での空母「翔鶴」の損傷状況調査に関する稲川造船中佐メモ〔稲川健太郎〕
(戦史史話)高橋八郎氏戦時回想録 上 ―南機関員から新生ビルマ国軍顧問へ―〔高橋八郎/太田弘毅〕
(書評)ラルフ・プレーヴェ著『一九世紀ドイツの軍隊・国家・社会』〔原信芳〕
(書評)A・R・ミレット、P・マスロウスキー著『アメリカ社会と戦争の歴史―連邦防衛のために―』〔池田直隆〕
(軍事史関係史料館探訪64)アメリカ国立航空宇宙博物館〔源田孝〕