軍事史学 第44巻 第3号(通巻第175号)
《巻頭言》文民統制の難問〔秦郁彦〕
東京裁判と日本の対応―「国家」と「個人」―〔日暮吉延〕
山下奉文裁判にみるアメリカの政策意図―「統合参謀本部指令六二六一二号」と一一・一二指令」―〔佐藤秀信〕
「人民の義憤」を超えて―中華人民共和国の対日戦犯政策―〔大澤武司〕
(研究余滴)1949年マンシュタイン裁判〔守屋純〕
(戦史史話)映画に描かれた戦犯裁判―「明日への遺言」と「私は貝になりたい」―〔磯野圭作〕
<th> (研究ノート)ソ連の対日諜報活動:ゾルゲ工作以前―ロシア国立軍事公文書館史料の紹介を中心に―〔富田武〕
(戦史史話)小倉に落ちなかった原爆〔秋吉美也子〕
(戦史史話)太平洋戦争期、蘭印におけるドイツ人の諸問題〔大庭定男〕
(書評)井口武夫『開戦神話』〔三輪公忠〕
(書評)服部龍二『広田弘毅―「悲劇の宰相」の「実像」―』〔白石仁章〕
(書評)宇田川武久編『鉄砲伝来の日本史―火縄銃からライフル銃まで―』〔佐藤和夫〕
(書評)保谷徹『戊辰戦争』〔淺川道夫〕
(軍事史関係史料館探訪49)撫順平頂山惨案紀念館〔広中一成〕
文献紹介/例会報告/会員消息 他