軍事史学 第38巻 第2号(通巻第150号)

《巻頭言》「古き良き伝統のトーチを引き継いで」〔高橋久志〕
維新建軍期における日本陸軍の用兵思想〔淺川道夫〕
大村益次郎における洋式兵法論の形成―クノップ原著『活版兵家須知戦闘術門』と大村立案「防禦線防禦点之大略」との関連考―〔竹本知行〕
軍部による文禄・慶長の役の城郭研究〔太田秀春〕
一八八〇年代英国の軍制改革―スタナップ陸相による改革を中心に―〔山本崇人〕
日本海軍とラットランド英空軍少佐―一九三〇年代における日本海軍の諜報活動とイギリス情報部―〔小谷賢〕
《研究ノート》幕末期の海軍建設再考―勝海舟の「船譜」再検討と「海軍革命」の仮説―〔朴栄濬〕
《書評》中村彰彦『脱藩大名の戊辰戦争 上総請西藩主・林忠崇の生涯』〔亀掛川博正〕
文献紹介
軍事史関係史料館探訪32 アジア経済研究所図書館〔服部直博〕
第36回(平成14年度)軍事史学会大会報告 他