目次
第1章 氣味類
第2章 藥方類(桂枝湯―太陽病・中風症に対処する藥方。;桂枝去芍藥湯―太陽病に対して下法を行ったことにより胸中の陽氣が虚して、胸満になった場合に対処する藥方。;桂枝去芍藥加附子湯―桂枝去芍藥湯証で悪寒が強い場合に対処する藥方。;炙甘草湯―傷寒証で結代脈を見る場合に対処する藥方。;桂枝甘草湯―急激な緊張や発汗過多により、表に於いて陽氣が強くなった場合に心が対応して衝逆し、眩暈等が生じた場合に対処する藥方。;桂枝甘草龍骨牡蛎湯―心窩悸が主症である桂枝甘草湯証が悪化し、煩燥が主症になった場合に対処する藥方。;桂枝加龍骨牡蛎湯―下焦の臓器が虚衰したことで、上焦に肝が旺氣することが制御できず、上焦熱が発生したことで肺が外風に傷られ、心が腎と正しくリンクしないために精神症状を見る場合に対処する藥方。;天雄散―桂枝加龍骨牡蛎湯よりも下焦の虚が強く、寒冷症状が激しい場合に対処する藥方。;桂枝去芍藥加蜀漆牡蛎龍骨救逆湯―桂枝去芍藥湯と同じく〓(そう)理を収斂させて駆邪を防いで、上焦・胸満の悪化を防ぐ藥方。
桂枝去芍藥加麻黄細辛附子湯―桂枝去芍藥湯と麻黄細辛附子湯の合方で、心腎陽氣が虚して水が動かず、胃中に宿して痰飲が作られた場合に対処する藥方。 ほか)
第3章 表類
著者等紹介
木田一歩[キダイッポ]
1963年癸卯生。二十数年後鍼師・灸師免許取得。古典に書かれている事柄を、鍼灸治療の臨床現場で実践して研究を続けながら、書籍の執筆を行っている。また後進の向学を目的に第1次邦医学教室(三つ葉会)を主催、東日本大震災義援金作りを目的に第2次邦医学教室を開室中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)