内容説明
奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいの、道から離れその先の、川にかかる橋を渡った石碑の隣。ひっそりとたたずむ一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦がその生活を綴った一年間の日記に、書き下ろしエッセイと、山地での生活を考察した草稿「研究ノオト」を追加収録。
著者等紹介
青木真兵[アオキシンペイ]
1983年埼玉県生まれ。人文系私設図書館Lucha Libro(ルチャ・リブロ)キュレーター。古代地中海史(フェニキア・カルタゴ)研究者。障害者の就労支援を行いつつ、大学等で講師を務めている
青木海青子[アオキミアコ]
1985年兵庫県生まれ。七年間、大学図書館司書として勤務後、東吉野へ。現在は私設図書館を営みながら、お針で手間賃をもらう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)