著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
1926年、東京都に生まれる。作家坪田譲治氏に師事。1960年、『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞受賞。その他、『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞、『モモちゃんとアカネちゃん』で赤い鳥文学賞、『あの世からの火』で小学館文学賞を受賞。近著に『松谷みよ子の本』全10巻(研究編1巻)、『現代の民話―あなたも語り手、わたしも語り手』がある。松谷みよ子民話研究室主宰。日本民話の会運営委員
司修[ツカサオサム]
1936年、群馬県に生まれる。独学で絵を学び、数多くの装画・装丁を手がける。絵本『まちんと』(松谷みよ子文)では、1984年ボローニャ国際図書展グラフィック賞推薦、1989年ライプツィヒ国際図書賞金賞受賞。又、小説、エッセイなどの著作も多く、『犬』(『影について―その1』)では第20回川端康成文学賞を受賞。近著に『版画』がある