内容説明
忘れられた「大宮島(グアム)」の記憶。サビた火砲・戦車・トーチカが語る南の島の戦争。
目次
戦跡とリゾートが同居する街・タモン―日本に一番近い米国は新婚旅行客と若者で賑わう
米軍の主上陸地点アサン・ビーチ―米海兵師団が上陸したビーチは激戦につぐ激戦
激戦から取り残されたアデラップ岬の戦跡―アサン・ビーチ周辺にはたくさんの戦争の跡
予想上陸地点に掘られた無数の防空壕―ハガニア郊外の迷路のような長い防空壕
米軍予想上陸地点から外れた戦跡1―ハガニア湾とその市街地に残された戦跡
米軍予想上陸地点から外れた戦跡2―当時のまま横たわっているピティ・ガンズの砲
アジア・太平洋戦争‐1944年―開戦1年後には敗勢に追いつめられた日本軍
サイパン後米軍は圧倒的兵力でグアム上陸―サイパンの玉砕は活かされたのか?
グアム島における戦闘の概要―戦闘終了後も兵士たちがジャングルに潜んだ
米軍の第2の上陸地点・アガット湾―砲爆撃で無惨にも破壊された日本軍トーチカ〔ほか〕
著者等紹介
小西誠[コニシマコト]
1949年宮崎県生まれ。航空自衛隊生徒隊第10期生。軍事ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)