内容説明
住宅は買うべきか、借りるべきか―。長年繰り返されてきた問いを、「長期異時点間の資源配分」という新たな視角から再検証する。居住負担率を基軸にした二財モデルにより、持家・賃貸それぞれの経済合理性と限界を理論とデータで比較。さらに人口減少時代の空き家問題、ドイツとの制度比較を通じ、日本の住宅市場が抱える構造課題を鮮明に描き出す。「所有から流通・再生へ」の転換を促す政策的示唆と、所有と賃貸の中間領域を展望する、住宅選択の常識を揺さぶる論。
目次
第1章 はじめに
第2章 持家
第3章 賃貸住宅
第4章 サンプルモデルによる定量分析
第5章 日本とドイツの制度比較(政策、文化)の違いと経済的帰結
第6章 中間モデルの提案(空き家活用と所有、賃貸の中間的選択肢)
第7章 まとめ
著者等紹介
福田功[フクダイサオ]
1952年栃木県鹿沼市生まれ(辰年)。慶應義塾大学経済学部卒業。現在、三法人会社の最高責任者として業務を遂行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)