内容説明
戦時下、強制収容を体験した日系カナダ人作家が長崎に寄せて、自らの生い立ちと、人種差別、被爆、潜伏キリシタン、歴史認識を「被害」と「加害」に引き裂かれながら綴った自伝的ドキュメント。
著者等紹介
コガワ,ジョイ[コガワ,ジョイ] [Kogawa,Joy]
日系カナダ人の詩人・小説家であり、第二次世界大戦時にはカナダの強制収容所での生活を体験した。代表作であるObasan(1981、『失われた祖国』)は1982年にカナダ文学賞、翌年に米国図書賞を受賞している。日系カナダ人のリドレス運動では中心的な役割を果たし、現在もバンクーバーとトロントの両都市を生活拠点として、平和、和解、赦しといったテーマに関する講演や活動を行っている。1986年にカナダ勲章、2006年にブリティッシュ・コロンビア勲章を、2010年には日本政府から旭日章を授与されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)