目次
1 忘れられた終幕
2 浮かびあがったガダルカナル島
3 ガダルカナル島攻防戦の幕あがる
4 ふたたび戦場へ
5 「ガ」島、転じて「餓」島
6 日米死闘の島
7 勝算なし、ガダルカナル島戦線
8 さらば、ガダルカナル
著者等紹介
辻政信[ツジマサノブ]
明治35年石川県生まれ。昭和6年陸軍大学校卒業後、大本営参謀となる。ノモンハン事件、マレー作戦、ビルマ作戦などを指揮、「作戦の神様」とうたわれた。敗戦直後、連合軍支配下のタイを脱出し、日中連携を企図して数年間、東南アジアや中国大陸を潜行。その後、奇跡的帰国を果たし、昭和27年から連続4回衆議院議員に当選したが、昭和36年参議院議員として再び東南アジアに向かうとラオス付近で行方不明になった。生存説、他殺説など議論を呼んだが確たる消息を得ないまま現在に至っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)