内容説明
実在した日本人スパイが明かす対米情報戦の全貌…。
目次
第1章 ミスター・スパイの誕生(手裏剣;アメリカ兵からの手紙 ほか)
第2章 真珠湾燃ゆ(太平洋の楽園;仕事始め ほか)
第3章 リメンバー・パールハーバー(死の海、真珠湾;無気味な航海 ほか)
第4章 スパイの宿命(総領事の誘い;影を慕いて ほか)
第5章 決死の逃亡(ヤミ屋開業;僧侶に身をやつす ほか)
著者等紹介
吉川猛夫[ヨシカワタケオ]
1912年松山市生まれ。海軍兵学校卒業後、軍令部に勤務し、1941年3月戦雲たれこめるハワイに潜入、以後12月8日の前日までアメリカ太平洋艦隊の動静を日本海軍に報告し続けた。近年、真珠湾攻撃の詳細が明らかになるなか、その活動にあらためて脚光があてられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)