内容説明
ポテトサラダ、小芋の煮転がし・含め煮づくりを実践!ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を完全再現!
目次
第1回 料理から考えるコロナ時代の生き方(土井さんを通すと「おもしろくなる」現象;ステイホームでわかったこと;「ゆっくり」もええもの;環境問題も「まな板」から;「つくる」は「自然・地球」と「食べる」のあいだにある ほか)
第2回 自然に沿う料理(今ここにあるひとつの料理にもちゃんとわけがある;人の暮らしのなかから美しいものができてくる;人間の条件の土台になっているのは、地球と労働;和食の「和える」と「混ぜる」は違う;器に盛ったときにいちばんおいしい状況をつくる ほか)
著者等紹介
土井善晴[ドイヨシハル]
料理研究家。1957年、日本の家庭料理の第一人者であった料理研究家・土井勝氏の次男として大阪市に生まれる。スイス、フランスでフランス料理を学び、帰国後は老舗の料理店・大阪「味吉兆」で日本料理を修業。1992年に「おいしいもの研究所」を設立。以降、日本の伝統生活文化を現代に生かす術を提案
中島岳志[ナカジマタケシ]
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)