地質学者が文化地質学的に考える　人間に必要な三つのつながり

目次

１　地球とのつながり（生き物を育てる土；災害がもたらす恵み；アマゾンを育てるサハラ砂漠　ほか）
２　生き物とのつながり（地球史カレンダー；自然界は弱肉強食か；生態系の仕組みと陰陽五行説　ほか）
３　未来とのつながり（食物連鎖から離脱した人間；人間は生命史上初の芸術家；美しくなってきた地球　ほか）

著者等紹介

原田憲一［ハラダケンイチ］
１９４６年、山梨県甲府市に生まれる。１９７０年に京都大学理学部地質学鉱物学教室を卒業し、米国ウッズホール海洋学研究所へ留学。１９７７年、京都大学大学院博士課程修了（理学博士号取得）後、１９７８年にアレキサンダー・フォン・フンボルト財団奨学研究員としてキール大学へ赴任。１９７９年、米国ワシントン州立大学地質学研究室客員講師を経て、１９８０年に山形大学理学部地球科学科助教授となる。２００２年、京都造形芸術大学（現京都芸術大学）を経て、２０１５年至誠館大学学長に就任、２０１８年に退任。比較文明学会会長、他を歴任し、現在に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）