資本論草稿にマルクスの苦闘を読む―『資本論』第2部第8稿全文とその関連資料を収録

著者:大谷 禎之介【著】
出版社:桜井書店(文京区本郷)

商品説明

内容説明

資本論草稿に取り組んで60年。著者が見てきたのは、『資本論』を完結させようとしながら、書き直しに書き直しを重ねないではいられないマルクスだった。本書は、最後の草稿の全文と著者の透徹したそれの読解を収めるほか、草稿の執筆時期の考証に取り組みMEGA編集に携わってきた著者の旅路を記録する。



目次

1 『資本論』に刻まれたマルクスの苦闘(マルクスの遺稿は呪われたリングか;「現代社会」の変革のための「資本の一般的分析」;『資本論』とアソシエーション;MEGA編集・刊行の現状と展望―MEGA第2部門の完結に寄せて)
2 『資本論』第2部・第3部の草稿を読む(『資本論』第2部第8稿を読む―第8稿全文とMEGA版付属資料;『資本論』第2部・第3部草稿の執筆時期について―四共筆者への批判;『資本論』第2部仕上げのための苦闘の軌跡―MEGA第2部門第11巻の刊行に寄せて;「流通過程および再生産過程の実体的諸条件」とはなにか―『資本論』第2部形成史の一齣)
3 探索の旅路で落穂を拾う(『図解社会経済学』で読者に伝えたかったこと;商品および商品生産に関するいくつかの問題について;マルクスの価値形態論;貨幣生産論の問題設定とその解明;書評・佐藤金三郎著『『資本論』研究序説』;随筆・高須賀さんと佐藤さんとへの書債)



著者等紹介

大谷禎之介[オオタニテイノスケ]
1934年、東京都に生まれる。1957年、立教大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科に進む。1962年、東洋大学経済学部助手。同専任講師、助教授を経て、1974年、法政大学経済学部教授。経済学博士(立教大学)。1992年から、国際マルクス=エンゲルス財団編集委員。2005年から、法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

マルクス生誕200年!マルクスは『資本論』の完結をめざして最後まで奮闘した。本書はその過程を草稿研究で辿る。マルクス生誕200年によせて!
『資本論』の完結をめざしたマルクスの苦闘は第2部第8稿で終わった。
本書は、著者の透徹した読解を付して、その全文を収録する。
読者は、現行版(エンゲルス版)では読み取ることのできない『資本論』の真髄に触れることだろう。

I 『資本論』に刻まれたマルクスの苦闘
II 『資本論』第2部・第3部の草稿を読む
III 探索の旅路で落穂を拾う

大谷禎之介[オオタニテイノスケ]
著・文・その他




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