内容説明
中医鍼灸に入門し、教科書をマスターしたけれど、どうも臨床効果に実感がもてない。そんな鍼灸師は、中級への門口に立った証しです。本書は、そんな鍼灸師のナビゲーターになるでしょう。中医鍼灸の実力を引き出す方法や考え方が満載。
目次
中医鍼灸の治療学
問診のすすめ
中医鍼灸の日本化
灸論私見
より効果的な配穴への第一歩
痺証の認識を深める
たかが肩こり、されど肩こり
気からみた不妊症
補瀉という迷宮からの脱出
血〓(お)の治療は原因を考えて
双子の期門―清熱と利湿
初級から中級へ踏みだす
中級への登竜門
いかに弁証するか
生きた配穴への道
経路を補う際のポイント
信仰的配穴からの脱皮
不妊症の実践マニュアル
腰痛の弁証論治
不妊症の弁証論治
著者等紹介
金子朝彦[カネコアサヒコ]
1962年石川県生まれ。1982年長生学園卒業。1986年湘南鍼灸マッサージ(現・湘南医療福祉専門学校)学校卒業。1988年北京中医学院短期留学、邱紅梅先生に中医基礎を学ぶ。1989年梁哲周先生に師事、漢方全般を学ぶ。1992年さくら堂治療院を開設し現在に至る。元命門会会長、現在三旗塾で後進の指導に当たる。湘南医療福祉専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)