気候システム論―グローバルモンスーンから読み解く気候変動

著者:植田 宏昭【著】
出版社:筑波大学出版会

商品説明

内容説明

猛暑、豪雪、集中豪雨…異常気象は、なぜ起こるのか。これからの気候はどうなっていくのか。それらを読み解くためには、地球規模の気候システムの中で複雑に影響しあっている大気や海洋、陸面などの様々なサブシステムを理解することが必要である。最新の地球温暖化予測とその解釈、エル・ニーニョ、モンスーンなどの複雑な相互作用を、豊富なデータを交えながら詳説する。



目次

1 気候学と海洋学(気候学と気候システム学;力学フレームワークの概観;海洋と大気大循環の見方)
2 気候研究に必要な海洋力学(エル・ニーニョ現象;風によって駆動される表層循環;海洋波動;大気海洋結合系;印度洋での大気海洋相互作用)
3 モンスーン気候力学(古典的な概念と新たな解釈;季節変化;年々変動;様々な時間スケールの変動)



著者等紹介

植田宏昭[ウエダヒロアキ]
筑波大学教授(生命環境系:持続環境学専攻・環境科学専攻・地球環境科学専攻・地球科学専攻・計算科学研究センター・地球学類担当)、博士(理学)。1969年生まれ。1992年筑波大学第一学群自然学類卒業。1997年筑波大学大学院地球科学研究科修了。1996年日本学術振興会特別研究員。1998年運輪省気象庁気象研究所気候研究部研究官。2002年筑波大学地球科学系講師。2006‐2007年ハワイ大学国際太平洋研究センター客員研究員(兼任)。2007‐2009年鳥取大学乾燥地研究センター客員准教授(兼任)。2009年筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授。2011年筑波大学生命環境系准教授。2012年筑波大学生命環境系教授。大学教育では、気候学・気象学(大気科学)の分野を担当。これまでモンスーン気候力学の視点から、異常気象に代表される気候システムの年々変動や、地球温暖化問題をはじめ、近年での古気候モデリングに関する研究に従事。1997年日本気象学会山本・正野論文賞受賞。2006年ハワイ大学国際太平洋研究センター招聘研究奨励賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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