内容説明
脳科学者であり、3人の子どもの母親でもある著者が、“赤ちゃんの脳と心の発達メカニズム”を詳しく解説。科学的根拠を示しながら、“健康で賢い子に育てるために親に何ができるのか”を紹介する。妊娠初期から5〜6歳児までのための「科学的」育児書の決定版。
目次
生まれか育ちか―すべては脳に
脳の発達
出生前の脳への影響
出産が脳に与える影響
触れることの重要性
赤ちゃんはなぜ跳ねるのが好きなのか―早期の平衡感覚と運動感覚
嗅覚による初期の世界
味覚、乳、食物の好みの起源
視神経と脳
聴覚の発達
運動発達のマイルストーン
社会的・感情的な成長
記憶の始まり
言語と発達中の脳
脳の中で知能はどう発達するか
生まれと育ち、知的発達における性差
頭のいい子に育てるには
著者等紹介
エリオット,リザ[エリオット,リザ] [Eliot,Lise]
ロザリンド・フランクリン医科学大学シカゴ・メディカルスクールの神経科学教授。シカゴに生まれ、ハーバード大学を卒業後、コロンビア大学で博士号を取得。ヒューストンのベイラー医科大学での博士研究員などを経て、現職。イリノイ州レイクブラフに在住
小西行郎[コニシユクオ]
小児科医。日本赤ちゃん学会理事長。1947年香川県生まれ。京都大学医学部卒業。1990年より、文部省在外研究員としてオランダのフローニンゲン大学で発達行動学を学ぶ。2001年、赤ちゃんをまるごと考える“日本赤ちゃん学会”を創設。2008年10月より同志社大学赤ちゃん学研究センター教授、センター長。2013年4月より2017年3月まで、兵庫県立子どもの睡眠と発達医療センターのセンター長(2017年6月現在、参与)
福岡洋一[フクオカヨウイチ]
1955年生まれ。大阪大学文学部卒(英語学)。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)