内容説明
落ち着きがない、ぐず、乱暴、おねしょ、夜泣き、指しゃぶり…、みんな寂しい子どもです。親は愛しているつもりなのに、それが子どもには伝わっていないのです。でも、親の愛が伝わったとき、子どもはたちまち変身します。伝わる愛と伝わらない愛はどこがどう違うのか?子どもに親の愛をしっかりと伝えるにはどうすればいいのか?実例ではっきりわかる本です。
目次
1章 子どもの心にひびく愛、ひびかない愛(幼いときほど大切な親の愛;“小さな望み”に応えてあげる;子どもが今お母さんに一番してほしいこと ほか)
2章 あふれるまで愛をそそぐとき、子どもが変わる(親の愛が子どもに伝わらない;泣きながら抱きしめたとき、拓也が変わった;「もういいよ」というまでつきあう ほか)
3章 甘え不足症候群の子どもたち(小学5年生でも甘えたい;甘えが足りるとスパッと自立する;動物もかわいがるといい性質に育つ ほか)
著者等紹介
本吉圓子[モトヨシマトコ]
子どもへの的確な援助で「困った子」がすみやかに変わる例が数多くある保育実践の第一人者。公立保育園の園長から、大妻女子大学、宝仙短期大学、聖心女子大学の講師を経て、現在、NPO子どもの教育幼児部門代表として、子育て相談や保育の指導に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)