内容説明
元大本営参謀が綴った迫真の手記―「日英戦争」70日間の死闘!日本軍の必勝“マニュアル”、アジア解放の“マニフェスト”、『これだけ読めば戦は勝てる』を抄録。
目次
第1章 準備なき戦争
第2章 奇襲・強襲
第3章 ジットラーライン突破
第4章 クアラルンプールを衝く
第5章 長駆ジョホールバルへ
第6章 シンガポール攻略
第7章 力の支配か?
資料 これだけ讀めば戰は勝てる
著者等紹介
辻政信[ツジマサノブ]
明治35年石川県生まれ。昭和6年陸軍大学卒業後大本営参謀となる。ノモンハン事件、マレー作戦、ビルマ作戦などを指揮、「作戦の神様」とうたわれた。敗戦直後、連合軍支配下のタイを脱出し、日中連携を企図して数年間、東南アジアや中国大陸を潜行した。その後、奇跡的帰国を果たし、昭和27年から連続4回衆議院議員に当選したが、昭和36年参議院議員として再び東南アジアに向かいラオス付近で行方不明になった。生存説、他殺説など議論を呼んだが確たる消息を得ないまま現在にいたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)