内容説明
進化論的な生命観の美しさと強さを証明するため、R.ドーキンスとS.J.グールドは異なるアプローチをとった。二人の世界観を生い立ちから掘り下げ、現代進化論の核心に迫る。
目次
アフリカに生を受けた合理主義者
ティラノサウルスに魅せられた古生物学者
ティンバーゲンとの出会い
古生物学の聖地を目指して
利己的遺伝子説の誕生
断続平衡説の挑戦
ダーウィンのロットワイラー
進化論エッセイストの登場
社会生物学論争と優生学
科学と神のなわばり
狙いをはずした撃ち合い
著者等紹介
垂水雄二[タルミユウジ]
1942年、大阪生まれ。翻訳家。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、1999年よりフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)