奥のしをり―江戸の落語家、東北を旅する

著者:船遊亭 扇橋【著】/加藤 貞仁【現代語訳】
出版社:無明舎出版

商品説明

内容説明

江戸の落語家で戯作者の幕末東北巡遊日記。天保12年(1841)、江戸から仙台城下に入り奥州街道を北上、秋田領に入る。秋田を基点に津軽まで行く先々で興行を打ち、その旅の様子を挿絵や和歌をまじえて記録した日記を初の現代語訳で刊行!



目次

冒頭
仙台城下
金華山見物
南部へ向かう
盛岡に一か月滞在
八戸(現青森県)から鹿角(現秋田県)へ
秋田藩領に入る
久保田城下で年を越す
春には津軽へ向かう
秋田の冬の風物
秋田の伝説あれこれ
ここまでに書き残したこと
秋田より津軽まで
弘前の城下に入る
黒石へ
青森に滞在
再び黒石へ
津軽より秋田へ帰る―阿仁鉱山へ
米内沢から大滝へ
加護山を経て能代へ



著者等紹介

船遊亭扇橋[センユウテイセンキョウ]
江戸生まれ。著書『落語家奇奴部類』に、弘化5年(1848)当時63歳(教え)と記しているので、天明6年(1785)生まれと考えられている。放蕩の末、狂言作者、初代・並木五瓶に入門し、のちに二代目・並木五瓶を襲名。落語家としては、初代・入船亭扇橋の弟子となり、新橋、扇蝶、入船扇蔵と名乗った後、二代目・船遊亭扇橋を襲名する。天保12年(1841)から、寄席興行などをしながら興州・羽州を旅し、その様子を、挿絵や和歌などをまじえて詳しく記した『奥のしをり』を残した

加藤貞仁[カトウテイジン]
1952年生まれ。福島市出身。明治大学文学部日本文学科を卒業し、読売新聞社入社。秋田支局、経済部、生活情報部記者、宣伝部などを経て人事部次長で退社。著述業と並行して中日本高速道路広報部、子会社の中日本エクシス東京広報室に勤務(2017年3月末退職)。日本エッセイストクラブ会員。俳誌『杉』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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