内容説明
本書は、東京のマツダ車販売会社であったマツダオート東京が1974年にフランス伝統の自動車レース「ルマン24時間レース」に初出場してから、マツダのモータースポーツ専門会社「マツダスピード」へと発展、その後も一途にルマンの栄光を追い求め、1997年にマツダスピードとしての参戦を終了するまで「飽くなき挑戦」を続けた男たちのトゥルーストーリーである。1984年からマツダスピードのPRオフィサーとしてルマンプログラムに関わり続けた筆者が、これまで明らかにされていなかったレースの舞台裏、新技術誕生秘話、ドライバーや技術者たちの苦悩や独白を含む真実のストーリーを時系列順にまとめている。
目次
憧れのルマン24時間レース
ドン・キホーテ、大海を渡る
サルトサーキットにしっかりと足跡を残しいRX‐7
苦難のグループCジュニア/C2時代
ルマン制覇の原石となった3ローターマシン
試行錯誤しながら熟成を進めた4ローターマシン
「勝つ意志」で臨んだRE最後の年
ついにルマン総合優勝を果たす
勝利の後の狂想曲
ルマン1992‐1997
2011年ルマン優勝20周年の旅
リザルト記録
マツダ「ルマン優勝30周年の運命」あとがきに代えて
著者等紹介
三浦正人[ミウラマサト]
1959年神奈川県川崎市生まれ。1983年中央大学商学部卒業後「株式会社マツダオート東京」に入社。同年6月新設された「株式会社マツダスピード」に移籍し、以後企画・広報を担当。1991年6月ルマン24時間レースにてマツダ787Bの総合優勝に立ち会う。1997年8月マツダスピードを退社し、PR企画会社「有限会社ヴィテス・ジャパン」を創業。2009年11月「株式会社MZRacing」を友人3名と設立。マツダ車のモータースポーツ活動取材を本格稼働し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
本書は、東京のマツダ車販売会社であったマツダオート東京が1974年にフランス伝統の自動車レース「ルマン24時間レース」に初出場してから、マツダのモータースポーツ専門会社「マツダスピード」へと発展、その後も一途にルマンの栄光を追い求め、1997年にマツダスピードとしての参戦を終了するまで「飽くなき挑戦」を続けた男たちのトゥルーストーリーである。1984年からマツダスピードPRオフィサーとしてルマンプログラムに関わり続けた筆者が、これまで明らかにされていなかったレースの舞台裏、新技術誕生秘話、ドライバーや技術者たちの苦悩や独白を含む真実のストーリーを時系列順にまとめている。