目次
序章 声で思考する―教室の音読・朗読
第1章 音読・朗読・暗誦の定義と実践構想
第2章 古典作品冒頭文を「声で思考する」実践構想
第3章 韻文作品を「声で思考する」実践構想―詩の群読・和歌の音読・パロディ創作
第4章 『走れメロス』朗読劇への実践構想
第5章 漢詩教材「音読」の理論と実践構想―東アジア漢文教育の可能性
第6章 中古物語・日記を「声で思考する」実践構想―物語・日記の享受と表現学習
第7章 『平家物語』群読の理論と実践構想―解釈から表現を意図した語りの体感
著者等紹介
中村佳文[ナカムラヨシフミ]
1964年東京都北区田端生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。専攻は、国語教育・音声表現・和漢比較文学(中古文学)。帝京中学高等学校・山崎学園富士見中学高等学校の二校で長年にわたり専任教諭。現在、早稲田大学・桜美林大学講師。早稲田大学国語教育学会研究部会「朗読の理論と実践の会」責任者。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)