目次
第1章 日本語によるビジネス・コミュニケーション
第2章 外国人ビジネス関係者のビジネス上の問題点に関する研究―その問題意識と属性の影響・研究1
第3章 日本語母語場面のビジネス・インターアクション研究―会議における「仕事の非効率」とは・研究2
第4章 接触場面のビジネス・インターアクション研究―同化ストラテジーか多文化ストラテジーか・研究3
第5章 総合的考察
著者等紹介
近藤彩[コンドウアヤ]
1998年お茶の水女子大学人文科学研究科日本言語文化修士課程修了。2002年お茶の水女子大学人間文化研究科比較文化学博士課程修了。人文科学博士。国際日本語普及協会(AJALT)、東京学芸大学、日本女子大学、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センターなどを経て、2004年より政策研究大学院大学助教授、2007年より准教授に就く。海外ではオーストラリアとドイツで日本語を教える。1991年、A Graduate Diploma in Education(Language Teaching,especially Japanese)、University of Technology,Sydney修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本経済の国際化や日本で就労する外国人が増加する中で、日本人と外国人のビジネスコミュニケーションの実態を明らかにすることが急務となっている。本書は、これまでほとんどあつかわれてこなかった日本語でのビジネス場面の研究を行っている。日本人と外国人が日本語を媒介語としてビジネスをするとき、どのような問題が起こっているのかを解明する実証的研究。