内容説明
人間の「記憶」は3種類あった!16歳から勉強法を変えるべき理由が脳研究で明らかに―!人間の脳の性質には転換期があり、記憶のパターンや種類が変化する。「高校の勉強は量が多くて難しいからついていけない」「歳をとって記憶力が落ちてきたから覚えられない」と諦める前に、記憶の正体やメカニズムを理解して年齢に合った勉強法に変えよう!
目次
第1章 記憶の正体を見る(能力はテストでしか判定できないのか;神経細胞が作り出す脳 ほか)
第2章 脳のうまいダマし方(誰だって忘れる;良い勉強法?悪い勉強法? ほか)
第3章 海馬とLTP(なぜ復習が必要なのか;秘訣一 ワクワク童心で成績向上 ほか)
第4章 ファジーな脳(記憶の本質;失敗にめげない前向きな姿勢が大切 ほか)
第5章 天才を作る記憶の仕組み(記憶の方法を変えよう;想像することが大切 ほか)
著者等紹介
池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探求を続ける。日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、日本薬学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、塚原仲晃記念賞などを受賞。現在、「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の研究総括を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「記憶の正体を見る」「方法記憶という名の魔法」「良い勉強法?悪い勉強法?」「天才を作る記憶の仕組み」など東大教授が教える最新の脳研究に基づいた効率な勉強法!