内容説明
日本グラフィックデサイン界の巨人・亀倉雄策の歩みを33篇の自伝的エッセイとデザイン論でたどる。
目次
第1章 青春、そして日本工房(少年期の思い出;私の処女作;ニュース映画の報道性 ほか)
第2章 世界への飛躍(日宣美の母体;デザインとは明るい生活の歌でなくてはならない;実力主義時代 ほか)
第3章 モダンデザインとの格闘(広告ってなんだろう;人間の個性―企業の個性;最後の一撃 ほか)
著者等紹介
亀倉雄策[カメクラユウサク]
1915年新潟県生まれ。1935年新建築工芸学院卒業。1960年日本デザインセンターを設立。1961年芸術選奨受賞。1962年よりフリー。以降、朝日賞、毎日芸術賞、日本文化デザイン大賞などを受賞。海外でもワルシャワ国際ポスター・ビエンナーレ金賞・銀賞、ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ銀賞・銅賞、ラハティ・ポスター・ビエンナーレグランプリなど受賞多数。1989年より5年間デザイン誌『Creation』全20号の編集責任を務め、1994年同誌の編集に対して毎日デザイン大賞特別賞、東京ADC会員賞受賞。同年ワルシャワ美術アカデミーより名誉博士号を受ける。1991年文化功労者に選ばれる。代表作にポスター「東京オリンピック」「ヒロシマアピールズ1983」、マーク「NTT」、主著に『世界のトレードマークとシンボル』『亀倉雄策のデザイン』『離陸着陸』『曲線と直線の宇宙』『亀倉雄策の直言飛行』がある。1997年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)