出版社内容情報
●実力上位中学生が無理なく解ける第1部から、大学受験最高峰の第3部、第4部までで構成。
●基本となる考え方を系統的に学ぶことで、疑問や苦手意識が氷解。
●誰もが一度は通るべき問題、面白く定評のある問題を、最も典型的な形で提示することで、楽しみながら問題を解いているうちに、必須手法や高度な考え方が自然と身につくように工夫した。
分野別シリーズの特徴は、似た問題、同じ手法を系統立ててまとめていることです。どんな良問でも、ばらばらな1問の積み重ねだけでは、余り効果はありません。類似した問題の関連を理解したり、一見異なる問題の背景にある共通性に気づいたり…複数の問題をリンクさせてこそ、実力は倍加するのです。
もう1つの特徴は、目的に応じて、使い道を変えられる構成にあります。‘数え上げ’が苦手で、基礎に穴がある受験生は、第1部のやさしめ(A、Bマーク)のついた問題で、チェックすればよいし、本格的に基礎から学びこの分野を得点源にしたい人は、第1部、第3部をやればよいでしょう。もっと本格的にやりたい人は、第1部の研究問題と第2部、第4部を中心にやる手もあるし、逆に短期間で大学入試の必要最小限の常識をつけたい受験生は、第3部だけを速習する手もあります。
このように、様々な用途に応じて、使い分けられるところに‘分野別’の強みがあるのです。