目次
1 植物と人間の関わりをふりかえると(歴史的変遷;日本における香りの文化的歴史;植物との関わり―近代から現代へ)
2 芳香植物を用いたガーデンデザイン(日本のハーブガーデンの特徴;ハーブガーデンの魅力とは;香りの効能をデザインに活かす条件)
3 日本で活用可能な芳香植物の特性分析とガーデンデザインに利用するための選定基準(日本で栽培可能な芳香植物の選定の条件;グループ化の考え方;日本で栽培可能な主な芳香植物の生育特性;日本で栽培可能な主な芳香植物の色彩特性;ハーブに特徴的な生育形態と芳香成分)
4 日本で栽培可能な芳香植物の成分と効能の類型化(精油の機能;芳香植物に含まれる化学成分と作用;芳香植物の主成分と特性)
5 公共空間に植物の芳香効果を活用するためのデザイン手法(ハーブの効能作用とモジュール図;芳香成分をいかすハーブの選びと配置計画;ガーデンデザインにおける芳香植物の組み合わせ;芳香植物を活用したガーデンデザインの公共的機能と類型)
著者等紹介
槇島みどり[マキシマミドリ]
日本女子大学家政学部家政理学科2(生物農芸専攻)。学術博士(千葉大学大学院園芸学研究科)。東京農業大学客員教授。景観デザイナー/園芸療法士。主な作品(基本設計を含む):『リストランテ・ジャルディーノ』(建築景観賞受賞)『キッズステージ』(住宅産業開発協会年間優秀事業賞受賞)『多摩川アートラインプロジェクト』(グッドデザイン賞・メセナ大賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)